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重度訪問介護

重度の利用者様、ALSや筋ジストロフィー等の運動ニューロン系の筋力低下・筋萎縮性の進行性を伴う病などで在宅での生活を希望される利用者様を基本的な対象としてサービスの提供を行っています。

 

体幹や四肢などが進行とともにご自身で動かすことが出来ず、排泄や食事の介助に口腔ケアや24時間ベット上での、寝返りなど対抗にも誰かの手を借りる必要があり、ヘルパーが24時間交代制でご家族と共に全ての生活を支えています。

 

病気が進行すると、飲み込む力(嚥下)が衰え食事が出来なくなる時期には、経管栄養や胃ろうなどより栄養の管理も実施しています。そして、嚥下できないことから普通に出来ていた痰なども自力では難しく、これらを痰の吸引(喀痰吸引)も含め安心して安全にご自宅での生活が出来る様に、ケアサービスを提供しています。これらの行為は医療行為になり以前は認められることがなかった分野ですが、法改正により介護ヘルパーなど一定の研修や資格を取得することで実施が可能となり、現在では多くの利用者様のもとで活躍しているのが現状です

 

ヘルパーが長時間のケアを痰の吸引や経管栄養など人によっては、短時間に何度も必要な行為ですが、これまでと違い医療関係者以外でも一定の基準を満たし県や市区町村の許可のもと可能になったことで、ご家族の負担軽減にも大きく貢献しています

 

重度訪問介護は利用者様やご家族にとって必要ではあるサービスですが、他の介護と同じように人手が足りずに長時間や医療行為を伴い責任の重さなどから、定着するのが難しく同じく悪循環となり慢性的な人手不足が現状です。

 

そこで、少しでも社会資源となる人材の確保とサービスの質を担保する為にも、継続してサービスの提供を行っていく人材を確保と教育を行っていきます